日本も東南アジアの途上国みたいになるね、貧困化が加速して衰退して落ちていく

僕が暮らしていた昭和の時代は、今よりも底辺は貧しかったかもしれないけれど、全体としてはもっと豊かだった気がするんだよね。それは何でかっていうと、人件費が今よりも高かった。たとえば3Kと言われる職種があって、キツイ・キタナイ……もう一個は忘れたけど、とにかく人が嫌がるような仕事をすればそれなりに稼ぐことが出来た。

政府の移民政策で賃金が上がらない

佐川急便で5年耐えれば店の開業資金が500万くらいは貯まるとか、夜間の工事で現場に出れば日当が2万を超えるとか、マグロ漁船の冷凍庫でマグロをパレットに乗っける仕事を実働数時間やれば2万とか、とにかくキツイ仕事は誰もやりたくないので、そういう仕事は賃金が高かった。

しかし、今はどうだろう。

僕が不動産営業でトップセールスマンとか言われていたのは1990年代だったけど、バブルがはじけた後でも当時は自分の売上に対してパーセントで歩合がもらえた。仮に1%なら1億の契約で100万といった具合に。それが2000年代になって急にポイント制とかに代わっていき、ほとんどの会社でまともに稼ぐことが出来なくなった。

休みが月に1日しかなかったり、今ならブラックと言われるような過酷な環境でも一般的なサラリーマンの4倍稼ぐなら人の倍以上働かなきゃダメなんだと納得もした。

しかし今はどうだろう。

工事現場に人が集まらない、コンビニのバイトが雇えずオーナーが睡眠不足、飲食店は客がムカつく上に激務で休めないし最悪、キツかったり面倒だったりする仕事は人が足りない。だけどお金は出したくない。その結果がどうなったか、外国人の移民を大量に連れてきて、職場によっては日本人以下の待遇でこき使っている。

技能実習生、就労目的なのに形だけの留学生、そんな外国人の移民を大量に受け入れる事で人件費を安く抑えている。

政府自民党は移民政策をとらないと言った。しかし、気が付けば年間の移民受け入れ数は世界で4位になった。おそらく国民の多くはそんなに移民を受け入れていると思ってないかもしれない、けども、外国人労働者と名を変えて大量に移民がやってきている。

法も制度も整備されないまま、ただ、安い労働力として入って来る外国人。彼らは日本人の賃金を引き下げるためにやってくる。

やがて彼らは自分の待遇に不満を持ち、自分たちをこき使った日本人を恨み、牙を剥くだろう。すでに脱走技能実習生たちによるコミュニティがギャング化し、組織的な窃盗や麻薬の密輸などを繰り返していたり、仲間内のトラブルから刃傷沙汰になったりもしている。そして日本人、特に女性がターゲットとなる事件が増えている。

中間搾取が酷い

「人夫出し」という仕事があった。工事現場や倉庫などに人を送り込んで賃金をピンハネする仕事だ。かつては地元ヤクザによる裏社会のシノギだったのが、今や街の中心部に大きなオフィスを構えて我が世の春を謳歌している。

現代版の「人夫出し」いわゆる派遣会社だ。

仕事を探して、紹介して、実際に勤務を始めて、その後のフォローまで一貫してやってくれるのは良いけれど、酷い所だと下請けだの孫請けだのと、いくつかの会社が挟まって同じ仕事に従事していても派遣会社によって賃金が異なったりする。

また、支払われた人件費の半分以上をピンハネされてるようなケースがあったり、そもそもピンハネ率を提示すらしないのが一般的。

政府自民党による規制緩和によって派遣会社は隆盛を極め、右から左へ人を流しての中間搾取。労働者にもメリットがある事業だけれども、それでもやりすぎているんじゃないかと思う。

それを改善するのは簡単だ。派遣会社がいくらで受けて、何割抜いているのかを明示すればいい。そうすれば労働者が自分に有利な派遣会社を選ぶようになり、ピンハネが酷い会社や多重請負になっている会社からは離れていく。

そう、自然淘汰が進むはず。

なのに、政府は全く対応しようとしない。それもこれもパソナなんていう政商が幅を利かせているからで、2020年の東京五輪では「中抜き」なんて言葉が流行ってしまうほどに叩かれた。

政府は労働者ではなく、派遣会社のほうが大事なのだ。

日本は内需国家なのに購買力を奪う政府

日本は対外輸出で稼いできたというけれど、実は内需大国。GDPの85%は内需だし、企業のほとんどが日本国内のみで活動している。輸出依存度で言うと、例えば2014年のドイツが38.7%、中国が22.3%なのに対して、日本は15.2%に過ぎない。

先進国の中で、日本よりも輸出依存度の低い国はアメリカくらいしか見当たらない。それほどに日本は国内の商売で成り立っている国で、あの「美しい日本を売り飛ばす!!」と宣言した安倍政権が協力プッシュしたインバウンドがGDPに占めるのはたった1%に過ぎない。

ようするに、日本は儲けの85%を占める内需が伸びないとダメなのだけど、人口を減らして賃金を下げて、国民の購買力を奪ってしまっているので内需も下がっていく。その結果として日本自体が安くなり、中国企業が安くなった日本企業や企業が保有する土地などを買い漁っている。

安倍晋三氏が掲げたクールジャパン、その実態はディスカウントジャパンだったのだ。

国民が自ら貧乏になる道を選んでいる

日本の価値を下げ、中国に売り飛ばしている首謀者は自民党政府。それを保守だ何だと持ち上げて、選んでいるのは日本国民。気が付くと街に外国人が溢れ、窃盗に強盗、強姦、殺人。外国のスラムのように、治安が良いと言われた日本の街でも凶悪犯罪が日常的に発生するようになった。

女性が夜に一人で外出できる国と言われていたけども、そろそろ危なくなってきたのも事実。

そんな社会にした自民党を他の野党よりもマシと言って政権につけているのは国民なのだから、もはやこのまま行く所まで行くしかないのだろう。

近い将来日本企業の殆どが中国系になり、中国人オーナーにこき使われる日本人というのが当たり前になるかもしれない。それか、一度落ちる所まで落ちて途上国となり、昭和30年代後半くらいからのやり直しになるのかもしれない。もし後者なら、ぜひ若返って生き直してみたいものだ。

とにもかくにも、昔の人たちはストライキで電車を止めたり、自分たちの権利を勝ち取ろうと戦う意志があった。今はどうだ、電車が止まる事も無ければ会社のストライキなんて聞いたこともない。日本を破壊し、ディスカウントジャパンで安売りしまくる自民党が相も変わらず政権の座についていて、つまるところ、国民ひとりひとりが自分の首を一生懸命締めている。

いったいどこまで落ちていくか……まあ、僕は既に低所得者になってるから、社会の底辺で上から落ちてくる人たちを笑いながら見ているとしようか。

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