スーパーの弁当が高くて買えなかった事案と少子化問題を解決する方法。

398円が買えなかった

超絶とまでは言わないけれど……実際に僕より貧乏な人はいて、下にはさらなる下がいる。けれども、社会的にみて僕は結構な底辺に位置している。それは間違いないはずだ。

そんな貧乏50男のランチがこれ↓

確かね、スーパーで見かけた200円くらいのおにぎりセットだったよ。398円のかつ丼に心惹かれたのだけど、どうしても買う勇気が持てなかったし、他のいわゆる普通の弁当には手が出なかった。

けれども、さすがにこのセットだけじゃ足りないから、前に作った『節約ネギわかめスープ春雨』をラーメン代わりにパパっと作って腹を満たした。

レシピはこちら↓

よくカップラーメンを弁当と一緒に買う人がいるけれど、僕は貧乏なのでなかなか買えません。よくて袋麺、それもイオンや西友ブランドの安いやつ。

外食するなんてもってのほかだしね、なんだかんだで簡単なもので自炊するのが一番安上がりなのですよ。

無理なことを無理と言っちゃダメみたいな空気

僕は運送の自営業、社会の底辺として名高い軽貨物ドライバーとして働いてる。しかも宅配でもやってりゃ少しはマシな生活ができるのに、しんどい仕事はいやなのでとにかく楽がしたいと安いチャーター便で走ってる。

おかげで超絶貧乏。

そんな僕が今日も今日とて配送の仕事をしていると、ふと、ラヂオから国会中継の音声が流れてきた。社会のお荷物でしかない僕だけど、意外とこの中継が好きだったりする。

でもって車内で独り言を呟きながら器用にラヂオを聞いていると、そこでは少子化対策についての議論が行われていた。けどね、率直に言わせてもらうと、今のままの日本で子供を増やすなんて絶対不可能だよね。

ラヂオの向こうで野党に詰められてる総理

「そんなもの出来るわけねぇじゃん」

と言えないのがとってもお気の毒に感じられた。

無理なことを無理と言えない、わかってても出来ないと言っちゃいけない、古き良き日本の伝統文化が見事に踏襲された議会の雰囲気。

そもそも、少子化の原因は女性が自立して男に頼らず生活できるようになったことだよね。

その昔、女性は養ってもらうのが当たり前で、そのために結婚して家庭に入って子供を産んだ。しかも子供は後継ぎとして家業を継ぎ、自分たちの老後の面倒を見てもらうための存在で、それ以外の子供たちも働いて家にいくらかの仕送りをするなんて当たり前だったし、さらに昔になると奉公に出されたりして、いくばくかのお金で子供を社会が買い取って育てた。

しかし今は違う、子供を産むと時間的にも経済的にも大きな負担になり、なにより自分人生を犠牲にしなければいけない。

だからもう、日本がまともな教育を受けられない貧民が溢れるような途上国にならない限り子供は増えない。

あぁだこぅだと言ってる議員の先生たちも、本当にどうにもならなくなる頃には三途の川の向こう側。そんなお年寄りばかりの国会だから、適当にお茶を濁して何かしらやったふりしてごまかすのだろう。

出来ないことはできない、無理なことは頑張るだけ無駄。結局、少子化だって国民が望んだことなのだし、本当に困ったことになったなら、その時の当事者たちがどうにかするでしょう。

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