【福岡】展望台のある天空の神社『高良大社』久留米市

福岡県の久留米市にある高良大社に行ってきました。久留米は仕事でよく行くので、山の麓からでもよく見えるこの神社がすごく気になってはいたのだけれど、貧乏な僕は山登りだと燃費が落ちるし、ガソリン代が気になって少し躊躇してたんだよね。

駐車場あります

社殿の前にある朱色の鳥居、この階段を上がると高良大社の社殿がある。で、このあたりに駐車場があります。まあ、もう少し上にもあるんだけどね。

階段がつらい人には定員6名、最大積載重量390kgというモノレール式のスロープカーが階段の横に設置されているので、例えばベビーカーの子供連れでも安全に参拝できます。

高良大社の社殿

駐車場にあった鳥居から階段を上って後ろを振り返ると、ご覧の通りの大絶景。もちろんこんな場所にある神社だから展望台もあるのだけれど、それよりなにより、まずは神様にご挨拶がてら参拝しましょう。

創建は紀元400年ごろとされていて、約1600年の歴史がある神社。近くには山城跡が点在し、古くから地域で大きな力を持つ神社だったようです。戦国時代には大友宗麟が陣を構えたこともありました。現在の拝殿と本殿は三代久留米藩主有馬頼利によって建立されたもので、江戸時代初期の権現建築。九州最大級の規模を誇り、国の重要文化財に指定されています。

祭神は高良玉垂命、住吉大神、八幡大神。

絶景の展望台

境内には展望台があり、久留米市をはじめ筑後平野を一望する素晴らしい眺望が開けています。階段下の駐車場からもけっこうな見晴らしだけれども、やっぱ斜面にせり出すように作られたここからの眺めが一番いい。

ここから平野を見下ろすと、古くからこの山が戦略上の重要拠点であった理由がよくわかる。山の中には多くの山城が築かれ、今もその遺構の一部を見ることができます。

境内の様子

境内には立派な社務所をはじめ、摂社や末社、樹齢四百年と推定される大楠、古い石垣、古代の城跡とされる神籠石などの見どころがあります。

宝物館があったのですが、残念ながら閉館中。中を見学できたとしても、おそらく撮影は許可されないと思うのですけどね。

歩いて昇るともっと楽しい!?

僕はデブなので車で頂上近くにある神社まで登りましたが、昔から使われている山の下のほうから歩いて上る参道ももちろんあります。ここから石段を登っていくと、途中に古い寺院の跡や神社、パワースポットなんかがあって、山城跡を回って神社まで行けるルートもあるそうです。

数百年以上の昔から多くの人が参拝のために歩いたであろう石段の道、いつか時間の余裕があるときに上ってみたいなぁと思うのだけど……まずは痩せなきゃダメかもしんない。

ちなみに貧乏人は米や麺でお腹を満たすことが多く、炭水化物の摂取量が多いためデブになりやすいそうです。

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