『筑前垣生駅』昭和の時代に改築されたレトロ風木造駅舎、福岡県中間市

田舎に行けば懐かしい昭和が残っているとはいうものの、さすがに老朽化が進んで改築されたり解体される建物が増えてきて、こうして時代はながれていくのだなぁと寂しさを感じてしまう今日この頃。なんだかんだで、50を過ぎると感傷的になってしまうんだよね。

筑前垣生駅

ということで、行ってきたのは筑豊本線の筑前垣生(はぶ)駅。ネットで見ると随分とレトロな駅舎に見えたのだけど、実はこれ、昭和の末期に改築されてるんだよね。ならば、筑前植木駅みたいに旧駅舎の姿を残す形で改修されたのかと思ったら、実はそうでもなかったみたい。

YAMAPというサイトで旧駅舎の写真を見つけたのだけれども、外観はほとんど面影が残っていない。

部材などは古い駅のものが流用されたりしているのかもしれないけど、かなりあざといレトロ風建築に建て替えられていますね。

踏切側の入り口を見てみるけど、屋根の形状が全く違う。

それでもまあレトロ館は十分あるし、昭和の建物ではあるし、それなりに風情を楽しむ事は出来るかな。

ロータリー側にかけられたこの駅看板、これはどうなんだろ、古いものなんだろうか。

旧駅舎の画像には新しいタイプのポストが移っている事から、この駅舎の改築に合わせてレトロなポストに取り換えたようです。

駅舎の内部、どうなんでしょう旧駅舎の面影は残っているのでしょうか。

部材などは旧駅舎のものをそのまま流用していそうですが、改築してさらにレトロ感を増したような気がします。ちなみに、改築は昭和62年(1987年)のこと。

このベンチは昔からよく見るタイプのベンチ、おそらく流用されている部分でしょう。

入場料170円の入場券を買い、改札を通って駅の中へ。

年季の入った切符入れがありました。

ホームは1面、階段を昇って連絡通路からホームへと向かいます。

連絡通路から見た駅のホーム、ローカル線の無人駅にしては随分長いホームです。

ホームは高地にあって、周辺の住宅地を見下ろすことが出来ます。

登り方向はすぐに遠賀川という大きな川になっているので、目の前に鉄橋があります。さらに、登り方向には現在使われていないホームが草に覆われながら続いています。

下り方向をみてみると、ホームの長さがよく分かると思います。今はこのホームの半分も使われてないんじゃないでしょうか、かつてはこの長さが必要だったんでしょう。

隣駅が中間市の中心部、中間駅です。

ちょっとあざといというか、わざと大正時代や戦前の駅舎をイメージしたのかもしれないけれど、こういうレトロな駅に立つと「田舎にきたなぁ」という旅情を刺激されるというか、なんだかんだで心を洗われるような気がします。

まあ、昭和の時代に青春を過ごしたオッサンですからね、歳をとるとノスタルジーに浸りたくなったりもするのですよ。

筑前垣生駅場所情報

筑前垣生駅(Googleマップへ)

※この記事に書かれている情報は僕が訪れた時のものです、最新の情報ではなく、情報の正確性を保証するものではありません。最新の情報については、ご自身で確認することをおススメします。

列車からぜひ降りて、懐かしさを感じる駅舎のその空間に身を置いて、歴史を、木造の美しさを肌で感じて欲しい!

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