『貧乏暇なし』は本当だった、貧乏になってわかったその理由。

貧乏になってわかった、貧乏暇なしになる理由。よくよく考えると当たり前だよね、貧乏人の生活は貧乏であるが故に非効率になって、無駄な事に時間を取られてしまう。それがまた、貧乏を呼び、貧乏の無間地獄へと墜ちていく。

これぞまさに貧乏スパイラル。

まずは通勤時間。

貧乏人は家賃の安いところにしか住めない。これはつまり、郊外とか不便な場所に住むことを意味していて、職場までの往復に時間がかかってしまう。

僕は片道1時間から1時間半ほどかけて職場へ行くのだけれど、もっと職場に近い場所、具体的には片道30分くらいの場所に住めれば、一日1時間から2時間は浮く。それが毎日だから、月間や年間で考えるとかなり時間を無駄にしている。

次に食事だ。

外食やコンビニ弁当などを利用できれば調理の時間が浮く。本当に貧乏だと、マジでコンビニ弁当なんて贅沢品には手が出ない、まして外食などもってのほかだ。

結果、自炊することが多くなり、食事を作る時間、材料を買う時間、あとかたずけの時間、これらの無駄な時間が発生する。そう、だいたい1時間くらいは費やしているだろうか。

そして休日。

貧乏人は基本的に非正規労働なのだと思う、僕は自営業だが。いずれにしても、多くが月給ではなく時給、あるいは日給月給といった働き方なので休めば休んだだけ収入が減ってしまう。そのため休みを取らずただがむしゃらに働き続けるか、ほどほどでいいやと諦めて安くて楽な仕事へ流れてしまい、さらなる貧乏の沼へとはまり込む。

這い上がろうにも這い上がれない、何かにチャレンジしようにも時間も気力も尽き果てている。

一日の時間はみな平等に24時間あるのだけれど、自分のために使える時間には大きな差がある。

貧乏暇なし、実際に貧乏になって思うのはまさにそれ。抜け出すのはなかなかむつかしそうだ。

おすすめの記事