糸こんにゃくで塩ラーメンを作ったら、ちゃんと麺になってて驚いた
筋トレなんかを始めると、ダイエットだとかカロリー計算なんてものが気になってきて、そうなると糖質制限しなきゃいけないのかなぁとか悩みが尽きなくなってくる。で、米や小麦が悪者に見えてきて、大好きなラーメンをどうすればいいのか頭を抱えてしまうのだ。
ダイエットレシピを見ていると、お金のかかるものばかり。なるほど、所得と体重は反比例するとはよく言ったもので、貧乏人ほど炭水化物に依存するからデブになるらしい。そこで考えたのが、お金をかけずに作れるダイエット食なのだ。
糸こんにゃく麺の塩ラーメン
ネットで低カロリー麺を調べていると、市販されているものは値段が高くて貧乏人の僕には少し高嶺ぎみ。それでも小麦麺に代わる低糖質で低カロリーな麺が無いものかと調べていくうちに、出会ったのが糸こんにゃくを乾煎りして麺にするという方法。
これならスーパーのオリジナルブランドならかなり安く買える、実際に作ってその実力のほどを測ってみることにした。
糸こんにゃくを乾煎りで水分を飛ばして麺にすると、臭みが消えてコシのある美味しい麺になった。
塩ラーメンにしたけども、ボリュームもあって大満足。
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— 岸本ソーダ水 (@kishimotosoda) July 12, 2021
ラーメンの材料(1人前)
ラーメンで使う食材。糸こんにゃくは白いタイプではなく、黒っぽいものを選んだ。なんか身体によさそうなんだもん。
- 糸こんにゃく1パック170g:水を切る
- ネギ:適量を粗みじん切り
- ニラ:2束を5cmくらいにカット
- 冷蔵庫にあった厚切りベーコン(豚バラのうが良いかも)
- 麺つゆ:乾煎りするときにかける
スープの材料
スープの材料はこちら、減塩タイプを使っているのはオッサンだから。
- 昆布だしの素:2.5g
- 粉末鶏がらスープ:大さじ2/3
- ニンニク:半片
- 塩:二つまみ
- 黒コショウ:好みで、無くても可
作り方
フライパンに糸こんにゃくを入れ、麺つゆ大さじ1をかけて水気が無くなるまで乾煎りする。僕は7分やった。
コーティングが剝がれていると、糸こんにゃくがくっ付くと思うので注意。パチンパチンと音がし始めたら、焦げないように気をつけて。
乾煎りした糸こんにゃくは、弾力が増してシットリしながらも表面が乾いた状態。
続いてスープ。
水230ccに昆布だしの素を2.5g、粉末鶏がらスープを大さじ2/3を投入。香りづけにネギの青い部分を一本入れてみた。
昆布だしの素2.5gは、僕が使った商品が5gずつのスティックになっていたので、この半量を入れた感じ。
同時に厚切りベーコンを焼き始める。僕は黒コショウをベーコンにかけた。
スープに塩をふたつまみ。
ニンニクを半分をすりおろしてスープに入れる。
ネギの青い部分を取り出し乾煎りした糸こんにゃくを入れ、ひと煮立ちしたところでニラを投入。サッと混ぜて火を止める。
用意したどんぶりに糸こんにゃくとスープを入れ、焼いた厚切りベーコンと粗みじんのネギを乗せて完成。
先に糸こんにゃくを入れて、スープを上からかけるようにするとニラが上に残って見た目が綺麗になる。
コシのあるシコシコ麺
これね、糸こんにゃくがこんな麺にになるとは思わなかった。意外性のある食感だけど、コシが強めで、なによりボリュームがある。食べごたえがあって、シッカリした麺になっていた。
小麦粉の麺とは明らかに違う独特の食感だけど、春雨やマロニーよりも遥かにちゃんとした麺。これはこれで十分ウマい。
乾煎りすることでこんにゃく臭さはほとんど気にならないし、味がシッカリのるし、他の料理にもいろいろと応用が利きそう。さらに言うと、大手スーパーオリジナルブランド製の糸こんにゃくは安い。ダイエットメニューの主力になりそうだね。