家電量販店の売れ筋ランキングは『売りたいランキング』だった

僕は派遣社員をやっていた頃に家電量販店の販売員をやっていたことがあって、まあ、冷蔵庫・洗濯機といった白物家電から、テレビやオーディオといった黒物家電、はてはパソコンコーナーまで、約4年間で大手3社の店で働いたことがある。

家電量販店には売りたい商品がある

家電量販店に行くといろんな商品が並んでいて、どれを買っても店の儲けになるのだから良さそうな気がするけれど、実は店として売りたい商品というのがあって、それは客には分からないようにランク分けされているんだけれども、店員は店として売りたい商品を薦めるという傾向がある。

なぜそんな事になるのかと言うと、たとえば、とあるメーカーが週末に販売数を伸ばしたいと考えたとする。そして店に対して、一定数以上売れたら販売協力金っぽいお金を出しますよ……なんて取り決めをしたりするのよ。

まあ、全部の店にあるかどうかは知らないけれど、少なくとも僕が務めていた店ではあった。

なので、それを逆手にとって少しお得に買えたりするんだけれども、そのために参考になる情報を一つ書いておこうと思う。

売れ筋ランキングは売りたいランキング

写真はイメージ、本文とは関係ありません。画像:ガールズちゃんねる

家電量販店で『売れてます!!1位〇〇、2位〇〇、3位〇〇』みたいなPOPを目にした事があると思うんだけれど、これはズバリ売りたいランキングなんだよね、実際に売れてる順番というよりも。

シフトインして売り場へ出勤、そこでフロアの責任者から〇〇(メーカー名)の500L以上の冷蔵庫、今日は15台お願いします。とか言われたら、そのメーカーのセールになっているので、売り場として販売ノルマが課された状態ということ。もちろん一社だけじゃなく、複数メーカーがセールになってる事もある。

で、そのための演出として、売れ筋ランキングの順番も変えたりする。全部が売りたいものだけとは限らないんだけれど、その中に必ず売り場としてノルマを課されている商品が入ってる。

ということは……

それはつまり、値引き交渉でけっこう店員が頑張ってくれたりする可能性が高いということで、同じグレードでも他のメーカーよりお得に買える事が多いのよ。まあ、交渉しだいだけどね。

どう!? あんま興味ないかな、こういう話し。

家電量販店で値引き交渉するときのコツ

家電量販店で接客してて、最近は値引き交渉が当たり前になってきているよね。この値引き幅って、最初から相談なしで販売員が決めて良い額ってのがあるんだけれど、それ以上に値引こうと思ったら販売員がどれだけ熱心に上と掛け合うかにかかってるのよ。もちろん限度はあるけどね。

で、出来るだけ安くしてほしかったら、店員に「この人の為なら……」と思わせるのが大事。値引額を大きくするための言い方ってのもあるし。

そういえば、客からいきなり「コレいくら!?」とか聞かれた事があって、僕はカチンときて値札の金額をそのまま読み上げた。すると「いやいや、いくら負けれるんや」と客は追い打ちをかけて来るんだけど、相談なしで値引ける金額しか言わなかった。だって、いきなり言われても上と掛け合おうという気にならないもん。買うかどうかも分からんのに。

対して、ちゃんと希望を伝えてくれたり、相談をしてくれたり、会話を通じて「このお客さん良い人やな」と思えば値段の交渉も気合が入る。えっそんなに!? とか、びっくりさせて喜ぶ顔を見たくなる。僕も人間だからね、感情ってものがあるし。

なので、気持ちよく値引きをしてもらうには、店員とのコミュニケーションを取る事。ある程度関係を築いてから値段の交渉をすること。これは絶対やね。

上からものを言う人は印象最悪、値引きはあまり期待できないかもしれない。相手も同じ人間だということを忘れちゃだめだよ。

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