50男の貧乏暮らし、イオンのオーガニックトマト缶と落ちこぼれに厳しい社会について。

イオンで見かけたトマト缶がすんごく安かった。店頭で税別90円という破格の値段で400g、固形部分は240gとのこと。僕は思わず一番安いのに手が伸びて、なぜかほんの少し高いオーガニック128円を購入した。ほんとに少しだけだけど、久しぶりに味わうちょっとした贅沢気分。

今日はトマトカレーを作ろう!!

味は少し酸味が強い

玉ねぎも一時期は高くなっていたけれど、このところは安くなっているので2個半も使った。しっかりとあめ色になるまで炒めたかったけど、けっこう時間がかかったために「これくらいでいいか……」と、トマト缶を投入。

すこしオリーブオイルを足して、すりおろしたニンニクとショウガもここで入れた。

実際に出来上がったトマトカレーを食べてみると、欧州からの輸入品と比べてみると少し酸味が強いかなぁという印象。煮込みが足りないのかなぁと思うんだけど、それなりにしっかりと煮込んだはず。それでもほんのりと酸っぱさが残っていた。

まあ、僕はそれほど気にしなかったのだけれど。

余った分は小分けして冷凍庫へイン、これだけあれば一週間は戦える。

ちなみにカレーの上にのってるのは豚テキ。

スーパーの特売で安くなっていたので、半分焼いて、カレー用にした。一緒に入れるとカレーに味が移って全体が甘くなりそうだったので、フライパンで別に焼き、ご飯に乗せてその上からカレーをかけるというスタイル。

ちなみに、ご飯は胚芽押し麦を約3割配合しています。

この歳になると再チャレンジが難しいね……

僕は高校を中退して航空自衛官になって、7年の3任期で退職。そのあとは不動産の営業マンをやっていて、主に住宅の販売と土地の有効活用を担当。全国展開しているそこそこ大きな会社で一時期は次長とか呼ばれるくらいにはなれたのだけど、リーマンショックで倒産。

その後もいくつか営業の会社、業界違いで法人向けのアミューズメント機器のリースや販売だったりとか、割烹旅館の営業なんかもやったけど、もはやノルマに追われる営業という仕事に疲れてドロップアウト。

するとね、次の道がなかなか見つからない。なので今は細々と零細自営業。

だって、まともな仕事で雇ってもらえないのだもの。12社、営業一筋で生きてきた人間が、営業以外の仕事に応募して面接にすらたどり着けなかった会社数。

まあ、そりゃそうだわな、未経験の50歳なんて誰も採らないだろう。派遣の工場作業員まで落とされたのはショックだったけど……

ということで、今日も貧乏。

貧乏だけど気楽な生活、特にこれといった不満はないけれど、旅行に行ってる人なんかを見ると少しうらやましくなったりもする。テレビで見る世界は異世界で、僕が暮らす場所とは別の世界だと思うようにしている。

ただね、もう少し余裕があれば新しいチャレンジもできるのだけど……今月もカツカツ、かろうじて生きてます。

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